ネズミは繁殖力が強く、個人で行うネズミ対策では解決が困難です。
とはいえ、近年ではネズミ対策を行っている業者の数も増えましたし、市販の対策アイテムでも十分な効果が期待できるものが登場しています。

そこで、こちらでは、個人でネズミ対策をするときに抑えておきたいポイントや、業者選びのコツなどについてご紹介していきます。

ネズミの嫌がるものを使って対策

ネズミは餌がある場所ならばどこにでも居つくように思われがちですが、実際には環境やエサに恵まれていても、危険のある場所には住み着くことはありません。
ネズミは意外と警戒心が強く、ある程度長く住み着いている場所であっても、新たに危険を感じるような事情があった場合には、新たな住処を求めて出ていくのです。

逆に言えば、ネズミが嫌がる状況、危険を感じる状況を人為的に作り出すことにより、ネズミ対策の効果が期待できます。
具体的には、継続的に餌が手に入らない状況や寒さが厳しい場所、危険が潜んでいると感じられる場所であることを認識させると、ネズミは自分から出ていきます。

そのため、餌を与えないように食品は冷蔵庫にしまい、生ごみやペットフードなどのネズミの餌になり得るものはすべて容器にしっかり入れておきましょう。
ネズミは歯が鋭く、容器に穴を開ける可能性がありますので、頑丈なもの、臭いが漏れにくいものを用意しておくのがおすすめです。
また、冬場はネズミにとって過ごしにくい時期です。
保温性のある紙類やビニールなどで寒さをしのごうとしますので、普段からネズミの巣になりそうなものはこまめに廃棄して、風通しの良い家を心がけましょう。

ネズミの警戒心を利用するときには、ネズミが苦手とする動物を飼うのもおすすめです。
一般的には猫がよく知られていますが、ワシなどの猛禽類、蛇などの爬虫類も天敵になりますので、これらの動物をペットで飼っている家にはネズミがほとんどいません。
意外なところで、フェレットやハムスターといった一見危険性のない動物に対しても、ネズミは警戒心を持っています。

ねずみ

市販のネズミ対策

日頃の生活でネズミが寄り付きにくい環境に整えることも重要ですが、既にネズミが住み着いている場合には、さらに踏み込んだネズミ対策が必要です。
市販されているネズミ対策のアイテムは多岐にわたっていますが、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

従来から広く利用されているネズミ対策の商品は、手軽に購入できる殺鼠剤です。
餌と間違えて食べたネズミを駆除することができますが、死骸を自分で処分しなければならず、気づきにくい場所で死んだときには死骸が腐敗して雑菌の温床になりかねません。
そこで、近年ではあえてネズミを殺さず、ネズミが嫌がる薬剤を使用して家から追い出すタイプの商品が主流になっています。
ハーブやアロマオイルの 中にもネズミが嫌がる臭いがありますので、家や周囲に植えたり臭いをつけたりしておくと効果が期待できるでしょう。
また、超音波を使った防鼠器も人気があります。
電源を入れておくだけで、人間には聞こえず、ネズミが嫌がる超音波を常に発しているため、ネズミ対策をしているという感覚なしにネズミを追い出せます。

ただし、これらの対策はネズミが住み着いてから間もないころには有効ですが、ある程度日数が経過すると、爆発的に増えたネズミを全て追い出す決定打とはなりえません。
その場合には、より強力な対処法を有している専門の業者に依頼する必要があります。

ネズミの駆除業者を選ぶには

ネズミ駆除の業者を選ぶときには、結果の確実性が高いかどうかを基準にすることをお勧めします。
中には、ネズミの駆除をしている業者の技術力にそれほど差がないと思っている人もいて、金額の安さやキャンペーンが充実しているかどうかなど、本来の目的とは異なる点に重きを置いて選んでいるケースが見られるのです。

とはいえ、ネズミ駆除の業者に依頼することはほとんどなく、口コミや広告では信頼できるかどうかの判断が困難です。
そのような時には、ネズミ駆除を専門的に行っているのか、説明の内容がわかりやすく、納得できる作業をしてくれるのか、ネズミ駆除の実績がどれくらいあるのかなどを考慮して業者を決めるとよいでしょう。

ネズミ駆除を始める前に、業者からネズミの侵入ルートや巣の場所などの情報、今後の駆除の手段などの説明がありますので、業者の知識や技術力についてはある程度判断できます。
そして、大まかな見積もりも提示されますので、駆除の相場を調べて、適正な料金設定であることを確認しましょう。
極端に安い金額を提示する業者、市販の商品の利用とあまり変わらない対策を選ぶ業者、対応がいい加減な業者などは、ネズミ対策を安心して任せられるとは考えにくいです。
自社の作業に自信を持っている業者などは、アフターフォローをつけていることがありますので、聞いてみるのもよいでしょう。

まとめ

このように、ネズミ対策は自分でできるものもあれば、業者に依頼して駆除する方法もあります。

判断に迷った時には、以前からネズミが住んでいる痕跡がある、複数のネズミの気配がするときなどは業者に相談、最近になってネズミの痕跡が見つかったという場合にはとりあえず市販品の利用や個人でできる対策をとってみるとよいでしょう。