ねずみを見掛けただけでも迷惑ですが、特にエサが豊富な飲食店にとってねずみは天敵となる害獣です。
ねずみが出現するだけでも衛生面での信頼を失ってしまうため、飲食店ではダメージとなってしまいます。

閉店後には誰もいなくなることが多い飲食店では、ねずみには大変生活しやすい環境です。
そのため家庭よりも、よりねずみ対策が必要となります。

プロの力を借りてねずみ駆除

自力で駆除するメリットはコスト面だけです。
市販の駆除グッズを使う場合にも、お店の広さによってグッズの数は多く必要ですし、効果がでるかは未知数なため、コストがかかります。

プロの業者に依頼しても、完璧にねずみの侵入を止めるのは簡単なことではありません。
それぐらい侵入を止めることは難しいため、素人よりもプロに依頼した方が結果手間を省くこととなり、コスト面でも有効的です。

プロの業者に依頼しても、定期的に処置を依頼する契約となることが多く、テナントの場合にはひとつの店舗が対処しても根本的な解決はできないため、建物のオーナーや他店舗と一緒に、建物単位でプロの業者と契約することがおすすめです。

駆除をスムーズに行うためには

厨房など店舗にてねずみを見掛けたり、フンや痕跡を見掛けたらそのままにしておくことはできません。
見掛けた状況をメモや写真を撮って記録を残しておき痕跡を片付けます。

ねずみやねずみの排泄物は病原菌やウィルスを持っているため、直接触れないように片付けなければなりません。
素手で触ってしまわないように、手袋を嵌めて掃除道具を使って片付けます。

ねずみの気配やフン・痕跡を頻繁に見掛ける場合には、しばらく店を閉める対策も必要です。
ねずみの痕跡やフンの場所をメモや写真に撮っておくと、後日業者へ依頼するときにスムーズに行うことができます。

ねずみを寄せ付けない環境つくり

食べ残しや生ごみは長時間放置しないように心掛けます。

  • ・ごみを入れいている袋は2~3枚重ねてしっかりと口を締めておく。
  • ・ごみ袋を置いておく場所は一定に決めておく、ねずみ対策だけでなく臭いや害虫発生を防ぐことができます。
  • ・衛生面・清潔をキープするために、厨房から油脂を含んだ排水をそのまま流さず、一時的にせき止めておくグリーストラップは定期的に洗浄・掃除を行います。

捕獲ではなく出て行ってもらう

ねずみは頭がよい動物です。
少しの刺激では退治できず、強い薬剤や忌避剤、燻煙剤は利用することができません。

捕獲することは難しいため捕獲ではなく、出て行ってもらう方法があります。

  • ・超音波ねずみ駆除器
    人間にはほとんど聞こえないレベルの超音波を出す駆除器を利用します。
    直接ねずみに害を与えるのではなく、嫌う音や波長を放つ装置で追い出す効果があります。
  • ・アロマで作る忌避剤
    ねずみはメンソール系の臭いが苦手です。

材料:ハッカ油5ml、精製水10ml、エタノール80ml
上記材料を用意し、忌避剤を作ります。
スプレー容器にエタノールとハッカ油を入れて良く混ぜ、精製水を加えて完成です。

ねずみの通り道や巣になりそうな場所にスプレーすると効果的です。
ハッカ油だけでなくペパーミントやユーカリにも忌避効果があります。

進入経路を出来る限り塞ぐ

ねずみが進入してこない環境作りが大切です。
業者でも行っている侵入防止作業でもあり、隙間などをしっかり塞ぐことが重要です。
ねずみは小さな穴や隙間から侵入してきます。

  • ・通気口や屋根の下や外壁の隙間には金網を貼ります。
  • ・小さな穴や隙間にはスチールタワシを使って塞ぎ、雨戸の戸袋を塞ぐときにも利用します。
  • ・換気扇などの表面には、小さな穴の開いた金属板のパンチングパネルを貼ります。
  • ・エアコンのホースの導入部や配管の貫通部分や壁がひび割れをしているときには、不燃性のパテやモルタルを使って埋めていきます。

まとめ

ねずみが侵入している店舗として世間に出てしまうと飲食店では致命的です。
美味しいお店であっても、評判が良いお店であっても、このことで評判を落としてしまいます。
ねずみの気配や痕跡を見つけたらすぐに対策をすることが大切です。
駆除や対策、そして予防を迅速に行うことによって、名実ともに安心・安全な店舗づくりを行っていきましょう。